2021~2022年度会長就任ご挨拶

増田康男

京都北ロータリークラブ
2021-2022年度
会長 増田 康男

 新型コロナウイルス感染症により社会観が変化し、私たちのライフスタイルが変わり始めました。
 例えば、会社での働き方。リモートワークが進むことにより、自宅あるいはサテライトオフィスでの業務、会社へ出社しなければ仕事ができないという概念が変わりました。大学ではリモートによる授業、小学校では感染防止のため登校日が減り、分散登校になったタイミングで通学できた不登校の子供らもおり、授業の概念も変わりつつあるようです。お寺での法要では参列用の椅子5脚、スマートフォンとスタンド1台が用意され感染防止のため少人数での参列。スマホの画面には米テキサス州に滞在する長男と、高知県に住む長女の様子がテレビで映し出されていました。いわゆるリモート法要です。法要のあり方が、三密も含め、本来、物理的な遠隔地であれば出席できないところからの参加が可能となったのです。
 いずれも、仕事、学業、法要の本来持つ目的や意義は何ら変わりませんが、環境の変化に適した方法がこのコロナ禍によって促進されたのです。
 そこで、私たちのロータリー活動も本来ロータリーが持つ精神や哲学は今までどおり変わることなく、今の環境に適した方法やあり方に変えていこうではありませんか。
 テーマを次のように「Let's Change the Rotary」(変わりましょうロータリー!)。サブテーマを~不易流行~(本質的なものは変わることなく、新しく変化を重ねているものをも取り入れて行きましょう!)することにしました。

 例えば、クラブ会費等集金方法を自動振替に
      会報の記事内容として卓話等、例会の様子を掲載
      会計の仕組みを変えてみる
      クラウドでニコニコ入金を
      など
 このような変化に取り組めないだろうか?と考えています。

 コロナの収束が未だ見通せないところですが、クラブ運営は平時としての計画で進めてまいります。しかし、会員の感染防止、健康を第一番に考えなければなりません。大きな宴会(懇親会)も暫くは難しいのかもしれません。コロナ感染が拡大するようなことであれば、今年度のように運営を臨機応変に進めていこうと考えています。

 ロータリーの掲げる五大奉仕の中で、とりわけ「クラブ奉仕」を意識した活動を考えています。新入会員も多くなってきたことからクラブ会員同士の関係をはぐくみ、そしてクラブ機能を充実させるためロータリー活動の理解を深めてもらおうということです。親睦活動委員会やロータリー情報委員会を中心にして各委員会との連携を取りながら行っていただきたいと考えています。

 奉仕活動では、地区補助金を使った社会奉仕事業活動として、近来の子供たちへの科学つながりの奉仕事業を引き続き行います。
 昨年12月には小惑星探査機はやぶさ2号機が小惑星リュウグウから物質を採取するミッションを成功させました。近ごろNASAの火星探査機着陸を果たし水や生命の痕跡を探ります。世界が関心を示す中、夢あるミッションに子供たちも関心を寄せたことでしょう。そこで、宇宙に興味を持ってもらおうと山科にある京都大学の花山天文台へ子供たちを招待し、天体望遠鏡で実際に宇宙を覗いてもらおうという企画です。
 花山天文台は、現在では京都大学の主流な研究機関ではありませんが、日本でも2番目に古い天文台で日本の文化遺産的な価値があります。しかし、その存続が危ぶまれています。存続維持に収益を得るため一般公開されていますが、来場者のための環境整備が立ち遅れ、施設内の夜間誘導灯や休憩ベンチの設置も奉仕事業の一環として行いたいと考えています。

 以上ですが、会員のみなさま、1年間どうぞ宜しくお願いします。